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2009年3月13日 (金)

第90回 駒澤社長×藤野社長 インタビュー(その2)

ども、池田@雷電です。

前回(その1)に引き続き、「雷電IVブログ&シューティングラブログ。連動企画」をお送りします。「Xbox360雷電IVタイトルアップデート配信」と「シューティング ラブ。200X発売」を記念し、駒澤社長(MOSS)と藤野社長(トライアングル・サービス)にお集まり頂き、インタビューをさせて頂きました。インタビュー記事は全4回を予定し、前半2回を「雷電IVブログ」に、後半2回を「シューティングラブログ。」にUPする予定です。それでは「駒澤社長×藤野社長 インタビュー(その2)」スタートです!

【現在の家庭用ゲームソフト市場について】

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INH:では次の質問です。2009年現在、日本だけでなく世界経済が不況の最中、家庭用ゲームソフト市場を両社はどのようにご覧になっていますか? やっぱり以前に比べると販売数は目に見えて落ちている感じなんですか?

藤野社長:何十万本も馬鹿売れするようなゲームソフトをリリースした事がないからなぁ(笑) ウチは、年々自社販売ソフトの出荷本数が増えて、業績自体伸びてるから不況の実感がゼロウィングです(笑)

駒澤社長:ゲーム業界全体を見たら、かつて数百万本売れていたビッグタイトルの売上が数十万本まで落ちた・・・という事例は確かにあると思う。でも、「やり方次第」。ゲームを「趣向品」と考えた場合、「RPGビッグタイトル」だろうが「シューティング」だろうが、どんなゲームソフトだって「販売本数 0本」の可能性があるわけで、開発費や宣伝広告費等 の予算の使い方諸々、こういう時代でも、工夫をすれば方法はあると思う。

INH:では、不況でも「シューティングゲーム」は安泰でしょうか?

駒澤社長:極端な話ですが「シューティングゲーム」は「RPGのビッグタイトル」などに比べれば安い予算で開発可能なジャンルですので、不況の影響を受け難いと捉えることができます。それゆえ、これも前回、話題に挙がった「Xbox360になぜシューティングが集まったのか?」という問いに対するひとつの答えといえますね。

藤野社長:まぁ、メーカーは常に面白いゲームを開発していれば大丈夫。不況とか関係ないよ(笑)

駒澤社長:確かに、ファミコン時代と比べれば、ゲームソフトに対するユーザーの価値観は大きく変化しているのは間違いないと思う。昔はゲームソフトに対して皆が「面白そう→買う!」という流れでしたが、今はビッグタイトルですら「買う→値段分楽しめるかな?」という心理的変化が見られるというかね・・・しかし、結論を言ってしまえば、やはり不況といえど「6,800円 出してもいい」と思われるようなゲームを開発するのが我々の努めであることに変わりは無いですよ。

INH:そんなお2人のお言葉のとおり、流通のSEGAさんの営業担当者から伝え聞いた話では「Xbox360雷電IV」も「シューティング ラブ。200X」も不況と呼ばれるご時世の中、好調なセールスと聞きました。また、「Xbox360雷電IV」に 関しては年末年始にリピート受注がいきなり伸びたとも言ってましたね。なんでも本体と同時に購入する人が多かったとか・・・。

駒澤社長:嬉しいですね。要は細くとも長期に渡って売れてくれればいい。売上ランキングトップ10に入らずとも30位から70位くらいの間に、ずっと居座り続けるのが理想。

INH:あ!音楽CDのジャンルでも同じような話を聞いた事があります。ビルボードやオリコンで初回で1位をとって次の週で圏外にいくアーティストのアルバムより、70位くらいに永延と居座るアーティストのアルバムの方が収益が大きいとか。意外と演歌とかヘビメタとか固定客がいるジャンルは侮れないみたいですね。あ、ゲームミュージックサントラも固定客が多そうだ(笑)

駒澤社長:そうそう、全くその通り。

藤野社長:前にもいったけど 「シューティングってのは、演歌みたいなもん」なんです(笑)

【色んなジャンルのゲームを開発するには?】

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INH:駒澤社長に質問なんですが、駒澤社長は「雷電シリーズ」のようなシューティングゲーム以外に、古くは大ヒットしたナムコさんの「子育てクイズ・マイエンジェル」シリーズに関わったり、「あずまんがパズルボブル」のような長期稼動するタイトルまで、色んなジャンルのゲームを手掛けていますよね? また最近では「メダルゲーム」なんかも手掛けています。ゲームを開発する際は、それぞれジャンルごとに頭のスイッチを切替えて挑むのでしょうか?

駒澤社長:うーん(しばし考えて)・・・特別、「切り替え」を意識しているつもりは無いですね。例えば「メダル」であれば、ゲームセンターに友人や恋人と遊びに行ったときの楽しさを考えるし、シューティングであれば1人でゲームセンターにストイックに遊ぶ楽しさを考えて・・・、とまぁ、自分の引き出しの中で自然と「面白い」「楽しい」と思える要素を具現化しているということになるのかな。

INH:つまり、自然にタイトルに訴求するお客さんの立場に自分自身を置き換えている?

駒澤社長:そう。タイトルの方向性から開発スタンスを導くというよりも「色んなジャンルを遊ぶ自分をいくつ持っているか?」という話じゃないかなぁ。逆を言えば自分が解らないジャンルのゲームは開発できないかもしれないけど(笑) 個人的なことを言わせて貰えばメダルゲームは大好きだね。最近のマスメダルは射幸性高くて本当にハマる。休みの日は地元のゲームセンターでお年寄りに混じって1日中遊んでいる(笑)

INH:そういえば、藤野社長もネクセス時代にメダルゲームを開発してましたよね?

藤野社長:うん、競馬ゲームね。自分の場合は普段メダルゲームを遊ばないから、メダル払い出し中に「払い出しボタン」を押すと、払い出しが一旦止まるという一般的な仕様を知らなくて、苦労した(笑)

駒澤社長:あ、あれは誰が考えたか知らないけど、画期的な仕様だよ。甥っ子と一緒にゲーセンに遊びに行ったとき、ちょっとメダル分けてあげるのに便利(笑)

INH:藤野社長のゲームデザインって、一般客層が多いメダルゲームと相性が良いような気がするんですが、メダルゲーム開発に興味はないですか?

藤野社長:うーん・・・俺、数字苦手だからなぁ(笑)ペイアウト率とかのプログラムやってると頭痛くなってくるから多分無理だ!(笑)

INH:残念、藤野社長の手掛けるメダルゲームって凄く面白そうなのに(笑)では、コンシューマー編、最後の質問です。ズバリ、MOSSさん、トライアングル・サービスさん共に今後も「Xbox360用ソフト」をリリースする予定はありますか?

藤野社長:うん。出るんじゃない? 業務用がどんどんWINDOWS基板に切り替わりつつあるし、必然的に家庭用のプラットフォームは「Xbox360」を選択する可能性が高い。

駒澤社長:同じですね。やはり自分達はいつの時代でも業務用を主戦場とするソフトハウスですから。そうなると移植版としてのメインハードは「Xbox360」に落ち着くような気がします。

INH:両社ともに「まずは、業務用ありき!」という答えが帰ってきて凄く嬉しいです。ありがとうございました。では、次回はいよいよ業務用の話題中心にいきますよ!

では今回はここまで!業務用に関する話題を中心とした「駒澤社長×藤野社長 インタビュー(その3)(その4)は、来週中に「シューティングラブログ。」のほうに掲載します、お楽しみに!

引き続き「雷電IVブログ」並びに「シューティングラブログ。」を宜しくお願い致します!

【以下 宣伝 シューティング ラブ。200X 】

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自らのフェイバリットゲームに「雷電シリーズ」の名前を挙げている、トライアングル・サービス藤野社長による最新作、 「Xbox360用ソフト シューティング ラブ。200X」(INH製攻略DVDも同梱)只今絶賛発売中!! 「雷電ファン」の皆様にも声を大にしてお薦めします!!

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